さて、感想その2。
全体的にさらっといきます。
先日のその1を引き継いでいる部分はあるのですが、その1を簡単に要約します。
HALふざけんな。
弥子ちゃんに泣いた。
まぁ、こんな2文みたいな。
私はHALは同情の余地なしです。
幾らネウロの食事の為にHALの謎を欲したとはいえど、あそこまで傷付けられた弥子ちゃんが可哀想すぎる。
ということぐらいです。
おぉ・・・あんなにだらだら書いたのに、こんな短くなるなんて、昨日の努力は一体?(涙)
で、そこでです。
90話全体として、感想です。
悪意の塊のような病気と人為的という言葉。
う~ん、やっぱり刹那さんの病気というのは、XIの体と関係がありそうですね。
あえて人為的じゃないということは、人為的な可能性は捨て切れませんよね。(なんてひねくれた考え方)
気になるのは、刹那の父上。
数学者だといってましたけど、どういう人だったのか。
まさか、この人の仕業・・・ということか?
でもまさか松井先生がそんなことをするとは思えんし、まぁ何らかの鍵にはなりそうですね。
次に冒頭のHALと弥子ちゃんの会話かなぁ。
コレを見てると、春川と刹那さんは、恋愛感情が有りとはっきりとしました。
ですが、この会話を見る限りにおいて、春川が恋愛感情を自覚したのは、おそらく刹那さんを失ってからだと想いました。
何でも望みをかなえてきて、初めて知った挫折。
それが、愛した人一人救えないという無力感。
陳腐かもしれませんが、おそらくなくして、漸く春川は、刹那さんの存在の大きさを知ったように見えます。
刹那さんは、春川が好きだったように見えるんですけどね。
刹那さんがいた頃の春川には、その彼女を望む感情が、私には見えないんです。
孤独なもの同士だからこそ、お互いが理解し合えて、片割れをなくして、その孤独の辛さが際立ちすぎたという感じかな。
「君が遠い」
そりゃそうでしょうよ。
だって、彼女の魂はそこにない。
外見は、刹那さんであっても、それはただの器に過ぎないんですから。
もちろん器は器で価値があるんですけど、コレはまぁ・・・・私の考えなんで省く。
失ったことを認めたくないという春川の想いこそが、あぁ恋愛感情だったんだと、私にもわかりました。
あと、絵的に面白のが、傷付けられたプライド~隠された彼女への深い愛情
このときの、春川の手が、対照的なんですよね。
刹那さんを支えて、認められなかった彼女のデータを握りつぶしている。
もう、こっからは、私にはひたすら弥子ちゃんが悲しすぎて・・・・。
先日言ったことなので、あまり繰り返しませんが、HALがムカつく。
あぁ、もうこの野郎です。
でもさ、このヒントをちゃんと与えていた=止めてもらいたがっていたHALも事実なんですよね。
そして、いちいち人工知能の温情のなさを語ったのも、止めて欲しがっているってことなんですよね。
それがまた私を腹立たせてしょうがないんだ。
腹立てなきゃ気がすまないんです。
同情してやりたくないんです。
だって、弥子ちゃんが、あんなに・・・くっそぉお。
なんでネウロは、ちゃんとHALにとどめを刺さなかったんだよ。
いえ、解っているんですけど・・・きっと弥子ちゃんに話させる為ですよね。
どうやってもこの結末しかならないんですけど、やっぱりコレが悲しくて。
弥子ちゃんが・・・弥子ちゃんが可哀想って想わずにいられないんですよ。
さて、ネウロのご帰還です。
ご帰還・・・・まぁここら辺もネウロらしいですね。
あくまで自分本位。
でも、私は、この「貴様は泣くべきではなく、笑うべきだ。」は、ただ彼の傲慢さだけじゃないと想うんだよなぁ。
この台詞は、第一話で出てきたもので、あの時は、ネウロは食欲のことを言ってたけど。
この台詞は、きっと乗り越えろというネウロから弥子へのメッセージじゃないかなぁと。
86話の感想でも書いてはいるんですけど。
う~ん、多分今現時点では、ネウロはそのつもりで言ってるんじゃ無いと想うけど。
日付を越えた弥子ちゃんだからこそ、新たに越えるべきハードルがすでにあるという暗示というか。
最終的に、その形になって・・・・くれればいいなぁという私の願望というか、夢・・・みたいです。
だってこればっかりは、わかんないよ。
ネウロ予測難しいんだよ。
とにかく、この台詞については、かなり奥が深すぎて、まだまだ研究の余地ありと想います。
でも、このタイミングっていうのがなぁ・・・・。
「わかんないよ、あんたなんかに・・・!!!」
この台詞意味深だな。
コレを見ると私は、ネウロ自身が日付を越える日があるんじゃないかぁとか想わなくも無いです。
だって、ネウロは人間に近づいているなら、弥子ちゃんと同じように日付を越えたっていいじゃない・・・と。
というか、日付越えろネウロ。
正直に言ってね。
ごめんね、私今回かなり辛口です。
解ってるんですけど、今回の弥子ちゃんを想うと、どうしても他の野郎共には厳しくなるんです。
私はおなご大好きなんです。
女の子は、笑顔が一番なんです。
泣き顔も可愛いけど、でも笑顔が一番。(自分のことはどうでもいいけど)
その私の前で、ネウロとHALが満足して、弥子ちゃんが一人傷ついているというのは、許せない。
だからこそ、ネウロに日付を越えてもらいたい。
弥子ちゃんがこれほどネウロを想ってるんですから。
恋愛感情があろうと無かろうと、そういうことじゃない。
世界を危険に晒してでも、ネウロを助けたいと想うほど弥子ちゃんが想うなら、その気持ちに応えて欲しい。
まぁ、今回のHAL編は、ガードしまくってたけど、それだけじゃなくて。
ネウロの食事のために、なんのメリットもあるとは思えないそれに付き合って危険な目にあって。
それでも、私には、弥子ちゃんがネウロを恨んでいるようには見えません。
あくまで弥子ちゃんは、自分の意志でしたことだと想っているでしょうけど。
でも、だからこそ、今度はネウロに自分の意志で、弥子ちゃんを理解しようとして欲しい。
したいと想って欲しい。
もう人間理解しろとは言わない。
他の誰よりも弥子ちゃんを理解してあげて欲しい。
皆を受け入れる弥子ちゃんの、たった一人の理解者であってほしい。
弥子ちゃんが、世界よりネウロを選んだというなら、ネウロは、その弥子ちゃんの世界分に見合う理解者になってほしい。
それは、出来なくは無いと想う。
でも、今のネウロには、その気はないんでしょうね。
はなっから諦めてるから。
ネウロにしてみれば、弥子ちゃんは、道具であり、自分自身の心のように想ってるんじゃないかな。
自分にそういうのを理解する目がない部分で、自分の一部に感じている。
だから、弥子ちゃんがわからないというなら、わからないんだろうと想ってるように見えます。
でも、それじゃ弥子ちゃんは一人ぼっちかい・・・となります。
だめだ、そんな寂しい想いをこの子にさせたくない。(あんたは母親か?)
展開的に言っても、今回の日付越えでネウロと弥子の立ち居地はかなり近くなれたんなら。
それなら、今まで弥子がネウロに影響されまくっていたのが、ネウロが弥子に影響されるという現象が来てもいいはず。
というか来て欲しい。
お願いだか来て・・・。
弥子ちゃん自慢がなかったから・・・これは来て欲しい。
自慢の件は、あえて書いてませんが、すっごいへこんでます。
ネウロの馬鹿・・・好きだけど。(後者はなんだ?)
まぁ栄誉の場面があえていうならそうかなぁ・・って。
でも、この展開の中でなんで、さすがに喜べない。
そして、最後の日付を越えたから帰ろうという場面。
あえて、ネウロたちが描かれていないのが、なんという心憎い演出なのかと想います。
ネウロの言ったのが、あくまで時間の日付を言っていながら、でも意味的には、やっぱり弥子ちゃんの日付越え。
二人がその後どうしたのかもあくまで秘密。
さて、次回希望なんですけど。
一応、その後の日本ということなんですけど。
前回にした次回について書いたことを裏切って、もうこの展開になった以上、ヒグチちゃんに出てきてもらいたい。
もちろん、ネウロが弥子ちゃんの傷を癒せてあげられるならベストなんだけど、今の状態じゃ望めない。
今現状でいる人で、弥子ちゃんがこの件で心置きなく、心を許せるのはヒグチだけなんじゃないかという気がしてきた。
後アヤさんかもしれないけど、この状況で、アヤさんがまた出てくるかという気もするし。
他に、HALのことを知っていて、HALのことを話せる上で、弥子の気持ちを理解できるのは、ヒグチちゃんだけに想います。
ヒグチなら、HALに操られていた経歴もあるし、HALに同調する部分は多くある。
なにより、弥子がヒグチを事故だといったのなら、ヒグチが弥子にコレは罪じゃないって言ってあげることが出来るんじゃないかな。
それを言ってあげることができるのは、私の考える中では、ヒグチだけ。
今は亡きパパ様になら、墓前ででも語れるんだけど、パパ様じゃ慰められないし。
アカネちゃんは、HALと接触ないし。
叶絵ちゃんでは、弥子ちゃんは全てを語れないし。
お願い・・・今のネウロでは無理なんだ。
あぁ、もうネウロの甲斐性なし、でもそんなところ好きだけど、甲斐性なし!!!(矛盾だらけの人間性)
あんただけなんだ、ヒグチちゃん。
正直、次回以降のシリーズに出てくるのが希望だったけど、もうこの際いい。
弥子ちゃんに心置きなく辛さを吐き出させてあげてくれ。
あんただけが頼りなんだ。
はぁ・・・しかも来週号は合併号。
魔の合併号連発月が来たなぁ。
1月は合併号が多くて、2週間のブランクは、ものすごく辛いです。

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