次郎長!!あんたナイスすぎるわぁあああ!!!えぇ、もう私は次郎長さんに拍手喝采です。
まぁお登勢さんに怪我させたことに関してはいろいろ物申すなところがありますが、それに関しては一応納得してますので。
それよりも、前提条件が良すぎるぜ。
おっさん
銀さんより先輩
かなりの猛者
もうもうもう!!!銀さんを若造扱いして、更にぼこぼこにして圧勝してくれた!!!
ありがとう!!ありがとう次郎長さん!!!
実は、蜘蛛編からずっと銀さんをボコりたいと思ってたんです。
ボコりたい原因に関しては、もうしつこいぐらいに私が言っているので、あえて申しません。
なので、とにかく誰かに銀さんをぼこぼこにして欲しかったんです。
しかもそれで、銀さんが大切な人を守りきれなかったいうこの流れ!!!
最高すぎるわ!!!
お登勢さんは銀さんにとって、おそらく絶対に守りきらなければいけない人だったんだと思うんです。
攘夷戦を抜けて、すぐだったから本当に銀さんは何も守るものがなかったんでしょうね。
銀さんは誰かを守ることで自分を保っているような人なんで、そう言う人がいなかった銀さんは、もう駄目駄目だったんでしょうね。
でもお登勢さんが居て、守るって約束して。
だからある意味、銀さんにとっては、新八や神楽よりも守らなくてはと言う気持ちは、お登勢さんの方が上なんじゃないかなぁ。
新八たちがどうというよりも、新八も神楽も今が発展途上だから。
でもお登勢さんは自分より年上で、女性で、まぁ正直腕っ節とかそう言うなのは無いし。
今の立ち位置で守ろうとしている人だしなぁ。
でも、今回は守りきれなかったわけで。
でもさ、コレって別に次郎長だけが悪いとは思わないんだよなぁ。
相変わらず銀さんは、自分ひとりで片付けようとしているし、お登勢さんもそうなんですよね。
お登勢さんと銀さんは両方ともそう言うところが似てるというか。
前のキャサリン結婚詐欺の回でも思いましたけど、二人とも見守る立場と言うか、偽悪になっても子供らというか、自分の保護する者たちを守ろうとしたりとか、旅立たせようとしちゃうんですよね。
でもそういうところがあるからこそ、守りきれない気がするんです。
お前は何様だと。
そんなにスーパーマンなんですか?とか。
頼ればいいのにって思うんです。
キャサリンでもたまでも新八でも神楽でも定春でも。
ちゃんと言えば手伝ってくれるし、一緒に闘ってくれるでしょうよ。
なのに、”お前らは駄目”って追い出しちゃうじゃないですか、あの二人。
なんか、そういうことするから守れないんじゃないかなって。
まぁだから今週号の流れに、銀さんをもう一回殴りたいと思いながらも、新八たちが駆けつけるフラグが立っているので、ちょっとルンルンです。
銀さんが一人で万事屋を守ろうとして、次郎長と喧嘩して。
更にぼこぼこにされてから、新八たちが来ればいい。
・・・まだ私は銀さんを殴り足りんのか。(うん)
記憶喪失のときのように、銀さんの神楽と新八に頭踏まれてしまえ。
そんでボロカスに言われて、子供らの成長にへこんでしまえ!!
でもって今まで以上に子供らの可愛さにメロメロになればいい!!
しかしこの話、私正直新八が人質に取られる最終回的な展開で想像してたんですが、まさかお登勢さんで四天王でやられると思いませんでした。
”本望です!!”
お登勢さんの生死に関しては、心配もしてたんですが、仕方が無いかなぁって思う気持ちもありました。
設定上お登勢さんが居なくなると、”万事屋”のあの場所がなくなってしまいますし、形態を保てなくなるし、今までと確実に空気が変わってしまいます。
サザエさん方式と名言している以上、土台の設定を変えるのは拙いんですよね。
実はサザエさん方式って、結構不都合も多いと思うんです。
なんでかっていうと、サザエさん方式っていうのは、まずキャラが成長しないので、時系列の流れがある話では出来ない。
サザエさんで言うと、カツオ君が中学生という設定の話が出来ないんですよね。
その為に飽きと言うのも来やすいので、そこらへんをカバーするだけのストーリーの力と、キャラクターの設定で引張って人気を維持しないといけない。
コナンなんかも使ってますが、あれはあれで凄いなって思います。
銀魂も大きな高杉と言う流れがあるので、コナンに近いかなと言う気がします。
サザエさん方式って言ってしまえばそれまでですが、大きな矛盾を設定として組み込んでいるだけに、その矛盾を無視してでも読者に読ませるだけの魅力がないといけないんですよね。
だから人気漫画じゃないと使えない設定なんだろうなと思います。
そして何よりサザエさん方式は、オムニバス形式なので土台設定を動かせないんです。
つまり完結している一本の中でいくつもある短編を選んで、漫画にしているという形に近い。
例えば、サザエさんなら、”家を改築した”とか”タマが子供を産んだ”とかそう言う土台設定を変えてしまうと、前後が出来てしまうんですよね。
今までだったら、基本は描く順番で話が進んでいると思っていて、多少この話は時間の流れ的に無理があるだろうと思ってもスルーできます。
例えば夏の後に秋の話じゃなくて、冬が来て、その後夏が来ても別にサザエさん方式だからと思えばOK。
アニメのインフルエンザの回のようなもので、回想的なものだという頭が勝手に処理しているのに近いかな。
基本は各順番だろうけど、多少の前後はあるし、春の話がバラバラに出てきているだけ・・・みたいな感じに納得できる。
サザエさん方式だから。
という解説でだいじょうぶかな?
私的にはこういう解釈なんですが。
ただそれだけに、土台設定を動かしてしまうと、その時点で時間の流れが出来てしまうから、大きな矛盾が出てくる。
お登勢さんのあの二世帯住宅(笑)というのは、連載当初からの設定ですので、そこは動かせないんです。
ですがお登勢さんがお亡くなりにでもなったら、場所は維持できないし、お登勢さんが居ないという時間の流れが出来てしまうので、サザエさん方式が出来ないんです。
だから高を括っていたというわけでもないんですけどね。
だって正直先生はそろそろ、銀魂の本誌もラストを見据えているのでは・・・という気もするので、私としては、お登勢さんが居なくなることも考えてはいました。
最後が見えているのなら、サザエさん方式でも、設定壊すのは無理がなくないんで、それもありだし。
なので、それもありだなぁと。
でもお登勢さんがもし今回の件で亡くなっても、私は正直あまり怒らなかったんじゃないかなぁと思います。
お登勢さんは大好きですし、居なくなったらめっちゃ寂しい。
私がどれほどお登勢さんが大好きかは、過去の記事をみていただければ、わかることかと思います。
ただ、お年寄りキャラというのは、得てしてそう言う役割を背負っている部分があるんです。
それは仕方がないことでもあって。
人はいつかは必ず死にます。
永遠に生きられる人はいないです。
だから、そういうのを描くのは仕方がないことですし、そう言う役割を背負うことになるのは、やっぱりお年寄りキャラなんです。
誤解なきようにお願いしたいのは、別に私はお年寄りだから死ぬのはいいんだと言うわけじゃないですよ!!
そこだけは、誤解なきように!!
年の順だからというのもないわけじゃないですが。
ただ逆に、お年寄りキャラが生き残り、若いキャラが死んでしまって、それで本当にいいのかという。
お年寄りキャラは、それこそ酷く苦しむんじゃないかな?
どれだけ大きくなっても、親にとって子供は子供なんです。
だから親は子供を守ろうとするし、子供が子供を産めば親となった子供も、自分の子供を守ろうとする。
そしてその子供もまた自分より小さな者を守ろうとする。
私、コレでいいと思うんです。
年上だからとかそういうのじゃなくて、こういうのが、”繋ぐ”とか”受け継ぐ”っていうことじゃないかな?っておもうから。
人の寿命は限られていて、永遠に生きていくことが出来ないなら、次の世代にそれを託す。
そのために次の世代を、育て、守り、導くのが、先に生まれたものの役目でもあると思うんです。
少なくとも、yuiの家ではそうなんです。
だから私は両親と兄や姉に守られてきましたし、同時に私は姪っ子甥っ子達のことを守ってやらにゃ、と思うわけで。
そう言うのを繋ぐっていうと思うんですよね。
まぁ、それなら銀さんが自分ひとりで立ち向かうのも仕方がないんじゃないか?という風に言われるかもしれませんが。
あれは、違いと思うんです。
新八たちが発展途上で、強くなりたいと思い頑張ってて、実力も備わってきている。
しかも自分の一番深い師匠のこととか、暗い部分とかは見せないのは、それはただの臆病です。(まぁそこに関しては銀さん自覚あるみたいですけど)
まぁなので、お登勢さんが途中退場はありえない話ではない・・・とは思ってました。
でも、やっぱり今週号のラストは見てほっとしました。
良かった良かった。
生きてて良かった。
幽白の玄海おばあちゃんが亡くなったときともショックだったけど、復活してくれたし。
とりあえず、お登勢さんが無事でよかった!!
そして来週は、お子コンビに踏まれる銀さんに、超期待!!

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