とりあえず軽く石垣のこと。
彼の無能さは筋金入りか。
とはいえ、これも何かの伏線なんでしょうか?
こういうキャラの役割は、色々あると思うんです。
ギャグ担当と言うと簡単なんですけど。
ネウロみたいにギャグとシリアスの切替の激しい作品では、凄く大事なキャラだと思うんです。
切替の為に必要というのもあるし、ギャグの切欠作り。
キャラクターの一面を出す為の当てなんていうのもある。
例えば、笹塚だって石垣が居てこそ、彼の有能さが浮き彫りにされているし、石垣のコレクションを無表情でぶち壊すのも笹塚の面白さだし。
石垣が居なきゃこういう一面は出てこなかったし。
出てくるキャラの殆どが何らかの技能があるからこそ、彼の無能ささえも物語の中では一つの特徴になっているし。
特に笹塚との対比という意味ではとても重要なキャラクター。
そして、その笹塚の相方であり、元相方はとっ捕まっているわけです。
初登場のときに「お前は後々犯人にならないよな」って笹塚は言ってますけど・・・・・・・・・コレが伏線だったらもうどうしようもないです。
笹塚さんの救われなさすぎが浮き彫り過ぎて悲しくてなりません。
できるなら石垣には、お馬鹿なままで居て欲しいぐらいです。
コレで終盤でか、もしくはすでにXIと入れ替わっていたとかなら・・・・。
・・・・・・・・勘弁してください以外何者でもない結果です。
そういう結果になるぐらいなら、今のままお馬鹿なままで・・・。
そして、今回新たに出来た笹塚さんと吾代さんのコンビプレー。
あの例の復讐の台詞も弥子ちゃんたちではなく、吾代さんだけが聴いているという状態。
アレが何を意味するのか。
当然先生の中では、全て予定調和なのでしょうが、もう心配でたまりません。
あくまで自分は勘定に入れずな人なんで、余計に心配。
笹塚さんの幸せってなんなんでしょうね。
復讐をするつもりのようで、憎しみがまったく見えない。
今回はある意味感情的な台詞でしたが、それさえ客観的に見える。
底が見えない人というのは、こういう人間なんだろうなぁと思う。
笹塚さん自身の存在感がまったく感じません。
あえて言葉を当てるなら、欠落しているというのが、当てはまるかもしれません。
感情がまったくない。
喜びも悲しみも怒りも憎しみさえない。
なのに優しさだけがある。
それが昔のXIに家族を殺される前と後の違いじゃないかなぁと。
それを思うと、弥子ちゃんはネウロが居てくれてよかったなぁって。
本当なら弥子ちゃんもそうなってもおかしくはなくて。
でもネウロが居て、犯人を捕まえて、ちゃんと怒りも悲しみも味わって、だからこそ今笑うことができるんだろうなぁ。
この男が泣くことが出来るのは、いつなんでしょうか?
XIへ復讐を果たして、それでこの男が泣けるのか。
なんだかぷっつりと糸が切れてしまいそうで、恐いです。
閑話休題。
さて次は、今回はすっかり大人しかったネウロと弥子ちゃん。
今回は、笹塚さんと吾代さんがメインでしたからね。
石垣への突っ込みやらもあったけど、何よりネウロから見た笹塚さんと吾代さん。
笹塚さんと吾代の阿吽の呼吸を読み取ったのが面白い。
ネウロの助ける必要がないが、「助けない」ではなくて「助けなくても大丈夫」という難しい言い回し。
わざと誤解を招く言い方をしている。
なんだかこういうところがネウロらしい。
解説しているところなんか、弥子ちゃんにこういう戦法があるんだよ~って教えているようです。
この親鳥めが・・・。
アクションシーンもとても良くて、笹塚さんの足技が!!
笹塚さん足技専門ですね。
HAL編のボクサーもアヤ編の拘束魔も今回もしとめたのは全て足技。
サンジさんのようです。
さて、なんだかまだ語れそうな気もしますが、この辺りで。
大まかに語ったと思うので。
そして、今度こそ来週はセンタカラーvvv
楽しみにしています。

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