ネウロの槇原っていうのは、私には、かなり意外だったんだけどなぁ。
槇原さんの曲ってすっごいよくも悪くも純粋で、ドロドロとした汚い感情も認めた上で、だからこそ凄く無垢でストレートなんですよね。
そういうところに、すっごい魅力があって、私の中には、天使の歌声ってこういう人のこというんじゃないかって気がしたんです。
天使って、結構悪戯好きじゃなかったですっけ?
確か、それで泣かされた神様だって居た様な気がして。
そういうすっごい無垢な笑顔で、悪戯してしてしまう。
ネウロって、多分ネウロの非常識な行動って、別段ネウロにとっては悪いとか苛めているって感覚じゃない気がするんですよね。
愛情表現って奴でしょうか?
魔界って、地獄谷温泉で白骨死体があったり、テレビは延々と死体うつしてたりとか。
料理でも、人が苦しんでるのを見て笑ってたりするし、いい人は、傷口をえぐって再起不能だし。
つまり、人間とまったく価値基準が違うんですよね。
つまり私達の感情で魔人を見ちゃ駄目なんだなって。
おそらく、白骨したいやら、傷口えぐったりするのは、本当に愛情表現なんでしょうね。
つまり、ネウロって・・・・結構ストレートに愛情表現してるんです。
すっごい弥子ちゃんに構い倒して、SMやってるのは、もちろん苛めてるんだけど、その苛めてるって行為そのものが愛情なんですよね。
魔人の感情に付いては、是非1本小説でその辺の考察を書きたいと想っているので、ちょっとここら辺でストップしますが。
ということで、結構魔人様って純情・・・というと御幣があるけど、素直で、愛情豊かな方なんだろうなぁって・・・・。
まぁ、その愛情表現を人間基準にしてあげると、一番良いんだけど、そこらへんは・・・ほら魔界基準だから。
あくまで俺様な魔人様だから、弥子ちゃんに自分の基準に合わせさせたいんでしょうね。
駄目だ・・・考えれば考えるほど、魔人様を応援したくなる。
こういうところがあるから、槇原さんなんですよね。
Hungry spiderは、私が槇原さんに一目ぼれした曲。
ネウロ→弥子という私の理想というか夢以外何者でもないものを見事に表現した曲ではないかなぁ・・・と。
もう、数年前に聞いた曲なんですけど、それでもネウヤコ見て私の中の芯が出来てしまえば、この曲になったのは早かったな。
ネウロは飢えた醜い蜘蛛。
ネウロって本性というか、時折見せる人外の手とかそういうなのが蜘蛛っぽい。
それに弥子ちゃん怯えてるしね。
もちろんそれだけではなくて、醜いというのはネウロの内面のドロドロとした狂気も醜いのではないかなぁと。
でもって、弥子ちゃんは美しい蝶。
蝶が醜い蜘蛛の作り出す巣を綺麗だといい、その言葉に一目ぼれしてしまった哀れな蜘蛛。
でも、その巣は美しい蝶を食べる為の罠でしかないのに。
巣に掛かる愛だけを食べて蝶を逃がすか。
それとも巣に掛かる全てを食べて、蝶を捨てるか。
食事か愛か。
正に、ネウロにふさわしい1曲ではないかなぁと想うわけです。
種の違いというのも、正にネウロにぴったり。
この蜘蛛は、最期は、愛しい蝶を逃がして、叶わない恋をし続けるんです。
が・・・私の小説ではどうしましょうか?という感じです。
私の小説のネウロは、弥子ちゃんを守りたいと想っています。
叶わない恋を抱き続ける覚悟をしています。
でも、蝶は?弥子ちゃんは?
蝶は、蜘蛛を恐れていたけれど、そこから蝶がどうしたのか。
逃がした蜘蛛をどう想うのか。
考えれば考えるほど面白いです。
ただ、コレって、ネウロ→弥子の曲で、弥子→ネウロではないんですよね。
現在弥子→ネウロを探し中。
候補としては、天野月子さんのシャロン辺りの曲は結構弥子っぽいんですよね。
スナイパーとか刺青なんて二人の別れネタを歌にしたような歌だし。
カメリアも好きなんですよね、貴方に染められた紅い花なんて・・・。
ただ、コレってのが見つからないし、どうも月子さんってイメージじゃないんだよなぁ。
もっと柔らかな感じで、明るい感じも含んでいて。
情緒的なんだけど、どちらかというとリアルでストレートな。
広い場所でいながら芯の太い歌詞が・・・・誰かいたと想うんです。
う~ん・・・大塚愛とかじゃないし、aikoも違う気がするし。
リズムは儚過ぎるし、浜崎では恋愛に偏りすぎてるし。
もうちょっと探します。
見つけたらまた書きます。
う~ん・・・SPEEDかなぁ。

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