不安がこみ上げてきたんだけど。
先ず、この月読編とでも言いましょうか?
この回なんですけど、正直私としては今回は、銀さんはリタイアでもいいと思う。
いや、リタイアというか、リベンジは新八と神楽に任せるほうがいいと思うんだ。
う~んだってさ、今の銀さんが何言ったって、説得力なくね?
特に月読の頑張り屋さん気質とでもいうのかな?
ツッキーのやってることって、まんま銀さんなんだよ。
女を捨て、女としての幸せを捨てて、全ては吉原の為、日輪の為。
師の死をきっかけにどこか一人ぼっちで、でもその師の教えを守って、闘うって。
それって、女を自分に言い換えれば、まんま銀さんなんだよ。
まぁあの蜘蛛野郎が、松陽先生と同じと言うのもアレなんだけど。
銀さんが自分を捨ててるかって言うと、ちょっと違うかもしれないけど、でも銀さんって自分の感情出さないんだよな。
無感情じゃないし、言いたいことは言うし、説教は多いんだけど、あくまでそれって銀さんが”こうあるべき”と思っているものであって、銀さんの気持ちかどうかっていうのとは別なんだよな。
銀さんの分かりにくさっていうのは、そう言うところにもあるとおもうんだけど。
まぁその銀さんとツッキーの類似点に、銀さんが気付いているかいないか。
でも、新八らは気付いていてもおかしくないかなぁと思う。
ある意味銀月コンビって、究極のエゴイストだとは思うけど。
それで罵倒されることも承知の上でやってるだろうけど。
っていうかさ。
ツッキーって月ってイメージが浸透しているというか、名前からしてまんまなんだけど。
銀さんも月のイメージなんだよな。あと刀。
太陽って気はしないし、銀さんにとっての太陽は自分のお子ちゃんたちだろうし。(ニマニマ・・・あぁなんて素敵な公式台詞)
その太陽の光を受けて輝く月・・・と自分で思ってそう。
いつもひっそりと輝いてそうで、暗闇を照らすんだよね。
新八とか神楽とかの足元を照らすというか、辛いことも多かった二人を銀さんがそっと照らしたというか。
きっとその頃の銀さんにとっての太陽は、松陽先生だったんじゃないかな。
でもきっと今は・・・お子ちゃんらなんだよね。
でもお子ちゃんらにしてみれば、がっつり銀さんは太陽なんだろうけどな。
だからこそ、今回の銀さんが何言っても説得力ないんだよ。
銀さんが例え、そんな一人ぽっちが芸術なわけないって言っても、やっぱりなんか違うんだよな。
そりゃそれが侍かもしれないけど、それでも駄目じゃん。
だからまぁ今回は大怪我もしていることだし、リタイアして、子供二人に任せてもいいんじゃないかなぁという気がする。
二人の修行の成果も見たいしさ。
むしろそんな二人を帰ってきたら、”お帰り”って言ってくれればもう今回の銀さんはそれだけでいいんじゃないかな?
むしろ月と一緒に、守られる立場っていうものを味わって、今まで新八や神楽がどんな思いだったか知ればいい。
考えてみれば、なんのかんの言いながら、子供らが一番危ない場所に行くっていうあんま経験ないんだよな。
まぁ紅桜編があるんだけど、遅れながらも銀さん到着してるし、決着付けたのも銀さんだし、最後は殿勤めたし。
行ったとしても銀さんと一緒だったりだし。
銀さんだけで危ないことしてることはあるのにね。
極道編しかり、ミツバさん編しかりね。
で、この展開って・・・思うんだけどさ。
この間のドラクエ編というか、白血球王編にかぶらね?
いや悪い意味ではなく、良い意味でかぶらせてんじゃないかなぁって。
あの話かなり好きだったんですが、何がよかったって、銀さんが普段自分がどんなことをしているのかっていうのを、銀さんに見せ付けるって言う回だったんですよね。
まぁ確かに馬鹿なことやったりとかいろいろを見るとかもあったんですけど、基本やっぱり銀さんの無茶っぷりとか”自分の大切な者を守るためには傷つくことを恐れない”っていうところ。
白血球王を通して、銀さんはそれをみちゃったんですよね。
あの時は、白血球王は友人と言うか、兄弟というか、自分自身だから共闘というか、無茶もさせることが出来た部分あるんだろうけど。
でもさだからこそ、この月読編で、銀さんはどうするのかなぁって。
あの白血球王編があったからこそ、銀さんはツッキーを怒れないというか、自分とおんなじなんじゃ?ぐらい思えばいいと思うんだ。
っていうか気付けこのやろう!!!
自分のやっていることが、どれだけ回りに気をもませているかとか考えて、お子ちゃんら二人がドンだけ銀さんのことを好きかって自覚しやがれって思うよ。
しかし一方で新八や神楽がめっちゃ心配でもあるし。
あんな危なそうなおっさん相手に二人で・・・っていうのは心配。
あぁ、あの二人が大怪我とか・・・やめてぇええええ!!!
といいつつやっぱり来週号が楽しみでたまりません。

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