さて、この回は、完全にアイさんの過去話ですね。
う~ん、正直なお話、私アイさんは嫌いじゃないですし、好きなんですが、どうしても感情移入ができませんでした。
今もそうなんですけど。
なんとなく解った気がする。
こういうところなんですよね。
限界しってて、なんだか淡々としている。
人間なんだけど、人間味を感じない。
ネウロも弥子ちゃんもXIも苦悩して頭抱えてごたごたしているところがあるから、なんかキャラの奥行きを感じる部分があるんだけど。
アイさんには、それが無い。
そういうキャラなんだなと思うし、そういう役割だったんですね。
ただ、私昔のこのアイさんの考え方は、理解できるんだけど、好きじゃないんです。
私は、限界はあると思うんだけど、別にあるからといって諦める必要もなければ、落胆する必要はないんじゃないの?と言う気がする。
私不器用者なんで、できないこと多いから。
普通の人が出来ることが出来ないから。
まぁアイさんの優秀さを考えると、限界にまであっさりと上り詰めることができるからこそ、辛いんだろうな。
空が飛べないから、飛行機を作ったし、生きていたいから医療は発展した。
多分飛行機が出来るうん百年前は、飛行機なんてそんな夢みたいな乗り物は不可能だってきっと思ってたと思うんだ。
人間が作った政治は、確かに嘘があって、いろんな人が騙しあってる。
嘘つかない人間はいない。
でも、嘘がダメじゃないと思うし、嘘が本当の時だってある。
それじゃダメだったのかな?
出来ないから、意味がないってことは無い気がするんだよな。
出来ないなら、自分が出来ないって所まで頑張って、それで終りにしちゃだめなのかな?
そしたら、その頑張って残ったものが、次の世代の人が見れば、その人が工夫して出来るようにしちゃえるかもしれないし。
そうしたら、それって、出来ないってことじゃないと思う。
アイさんは、人は死なないわけじゃないって言ってたけど、こういうのも”生きる”ってことじゃないかな。
その頑張って残したものは、”生きてる”ってことにならないのかな?
それじゃダメだったのかな?
などとツラツラと思いました。
う~ん・・・基本的に、私が人間っていう生物が好きだから、こういう考え方になるのかな。
いろんなこと頑張るってけっこうたいへんだもんなぁ。
疲れちゃってたんだろうなぁ。
そう思うとなんだか、悲しいなって思いました。
あぁ、やっぱりアイさんも可愛い人だ。
やっぱり女の子は可愛い。
そして、一方XI。
こやつのアクションシーンは好きです。
動きがめちゃくちゃで好き。
特に満月背景に背負っているのが、一番好きかなぁ。
さって・・・現代に戻ってきて。
蛙!!!
っていうか、日常的に蛙を食卓に出すという辺りが凄いなぁ。
しかもXIの好物は、カレーだったんだ。
本気でお子様だな。
まぁ私もカレー大好きだし、4日ぐらいカレー続いても大丈夫だけど。
しかしここで気になったんだけど、本当にXIは些細なことでも忘れちゃうんですよね。
うん・・・・・・・本当に。
いえ、なんかやっぱり脳細胞の変異が急ピッチに進んでいるような気がする。
いろんなものに姿を変えることが出来るというのは、それだけ細胞の変異が進んでいて・・・そして細胞同士の結合がわるくなっているとかじゃないよね。
・・・・以前に言っていたXIが封娘の程獲みたいに、体がボロボロって崩れていって、最後消えちゃうとか違うよね。
それされたら、私本当に泣くからな。
それに、ネウロに関することなら忘れないってのも気になるなぁ。
それって、忘れて言いことと、忘れちゃいけないことを分けられている。
もしくは、それを誰かに操作されているってことじゃないのかな?
そんな都合よく分けられないような気がする。
XIの探す本当の自分=絶対悪って考えが頭をよぎる。
そして、最後のお土産。
112話を読んだ今ならわかる。
お土産・・・弥子ちゃんのことだったんですね。
っていうことは、やっぱりXIのアジトにご招待の予定か・・・。
なんだか、感想が殆どアイさんのことになってしまった。
では、一度区切って、111話いきます。

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