よっしゃぁああああああ!!!(読んだときの私の感想)
まぁ、今までの私の銀魂感想(特に月詠師匠編)を読まれていた方なら想像できるだろう、私の感想ですね。
はっきり正直に言わせていただければ、銀さん一人で出撃しようとして、次郎長に更にぼこぼこにされて、その上で新八と神楽が割って入って、公衆面前で新八と神楽にボコられた挙句に、更に説教されればいいと思ってましたが
あの新八の一撃で、私の中にあった今までの鬱憤が全て昇華されましたvvv
もうあの一撃で充分だよvvv
あぁ、もう本当に本当に本当に本当に嬉しい。
銀さんが新八に殴られてて嬉しい。
新八が殴ってくれて嬉しい。
・・・すみません、浮かれてすみません。
銀新としてこの感想はいいのか?という気もしますが、コレが私の正直な感想なんで、仕方がないんです。
でも、正直あの月詠師匠編のときに、私がどれだけ怒り狂ってたかを承知していただけている方なら、私のこの浮かれ具合は、分かっていただけるかと思います。
感想で3週ぐらいに渡って愚痴り、絵ちゃに行っては愚痴り、オフで初めて会った人たち(現合同誌メンバー)に愚痴り、更に”何でそんなに新八が好きなの?”といわれるたびに、”私は元は銀さんファンなんだよ”と言うふりから続くのは、間違いなくこのときの銀さんへの愚痴。
まぁそれぐらいには、あの回に怒っていたんです。
絶対に許せないぐらいに、あの回が腹立たしかったんです!!
正直その怒りは、一発二発殴るぐらいじゃ収まるものじゃないんです。
本当に私は元は銀さんよりの銀新だったんだ。
あの馬鹿があんなことをしなければ、私は間違いなく今この時も銀さんファンだったはずなのに!!
お子二人を不安にさせ、突き放したあの話の銀時へのろくでなしというか、甲斐性なしな所は、私にとっては許しがたしです。
・・・・スンマセン。
まぁそれだけ私は怒ってたんですが、でも・・・でもいいんです。
もういいです。
なんかもう見てたら全てが昇華されて。
もういいよ、もう許せます。
やっぱり私としては、銀さんのあまりに独り善がりと言ってもいいような庇護欲をぶっ潰して欲しかったんですね。
悔しかったんですよ。
新八とか神楽が銀さんを大好き~っていうのは、伝わってくるじゃないですか。
あんな駄目なマダオの傍に居るって言うだけでも、もう大好きって言ってるも同然なんですよね。
でも何よりさ、記憶喪失編があるじゃないですか。
もうあの時点で新八と神楽は、銀さんの傍にいるって腹括ってたわけなんですよね。
あれがあったのが初期の初期ですよ。
それからいろいろあって、まだこいつはこんなことを言っているのかと思うと、もう腹立たしくて。
きっと新八と神楽の中には、そういう不満があったんじゃないかな?
でも気付いているけど、気付かないふりをしているっていう。
でもそれが今回思いっきり表面化してきて、ついに銀さんもその一線を越えるべきときが来たという!!!
あぁ、やっぱり私なんだかんだいいながら銀さんも好きなんですよね。
銀さんに幸せになってもらいたいんだよ。
そんで銀さんを幸せにしてくれるのは、やっぱりあのお子二人しかいないと思ってるんですよね。
でも銀さんの「楽しくなくても生きていて欲しいんだよ」っていう台詞は胸に来ました。
もう涙がこみ上げてきますよ。
あの神楽に向けた表情が、悲しんでいるというよりも、なんか優しい感じにかかれてて、すっごい切なかった。
だって、銀さんにしてみればまさにそれが本音だろうなって。
だってこの人は、そういう時間を過ごしてきたんですよね。
松陽先生の死も、仲間達を失った攘夷戦も。
生きなきゃ何も生まれない、っていうそういう一線を生きてきた人なんですよね。
他のキャラじゃ、この台詞に重みはでないんですよね。
出るのはやっぱり攘夷戦を生き抜いた銀さんとか桂とか、あとは西郷さんとか。
そう言うキャラじゃないといけないんだと思うんだ。
でも、同時に思います。
きっと銀さんのなくしてしまった仲間っていうは、それでも楽しかったんですよね。
死ぬかもしれないのを承知で闘って、それでもその場に居たのは、楽しかったんですよね、銀さんと居るのが。
銀さんや他の仲間とかそういうのが好きで、一緒に居たんですよね。
きっと今の神楽や新八と同じように。
そりゃ後に残された者にすりゃ辛いかもしれないけど、でもそれはそれだと思うんだ。
自分の死に様選ぶぐらい、本人にさせてやりなよって。
でもだからこそ、やっぱりあの二人の説教が、今回は良かった。
神楽の”助けてもらっても嬉しくない。銀ちゃんと一緒じゃなきゃ楽しくない。”ってそりゃそうですよね。
神楽は、本当に銀さんのこと大好きですもんね。
そりゃもう記憶喪失のときから、お父さん編から、ずっとずっと神楽は銀ちゃん大好き~っていうのは出てて。
特に神楽ちゃんは、家族がバラバラになったことがあるから、今の万事屋というのを大事にしているし、たとえ出て行くことになっても、全部納得の上で悲しい結末での終わりにはしたくないんですよね。
大切にしたいのに、大好きなのに。
まして神楽は壊すための力じゃない、”守る為の力”を欲しがっているんですよね。
それなのに、何より大切にしたい万事屋、その中心に居る銀時にただただ守られて突き放されてじゃ、どんなこと言われたって納得なんて出来るわけがない。
そして、今回はやっぱり新八ですよ。
もう本当に可愛いはかっこいいわ、男らしいわで、私をどうしたいんだ新八君!!
なに?君はそんなに私をどうこうしたいの?
年上の私をそんなにメロメロにして、私に人生踏み誤らせたいの?
あぁもう望むところだこんちきしょぉおおお!!
新八の「あんたそれでも坂田銀時かよ!!」にすっごい感動しました。
もう新八の中では”坂田銀時=侍”なんですね。
本当に新八は、心から銀さんを尊敬して慕っていて。
ある意味銀さん以上に、銀さんの中にある侍を見続けてきて。
だからこそ、お登勢さんの一件で自分だって凄いショックだったと思うけど、それでもそれ以上にヘタレてしまった銀さんに対して、怒ったんだと思うんですよ。
でもそこにまた私は泣きたくなった。
特に今週春祭りでS口さんの”侍は一度守ると決めたものは~”っていう台詞を思いっきり生で聴いたもんだから余計にきたよ。
やっぱりこの台詞が根本なんだよな。
銀さんにとって松陽先生の教えが芯であるように、新八の芯はこの言葉なんじゃないかと思う。
そしてそれを新八に教えたのが銀さんなんだよな。
銀さんが新八に芯を与えて、育ててきたんだよ。
それが今本当に銀さんの傍で、開花してくれたんだ。
”お登勢さんは死なない。僕らは死なない。あんたは死なない”
”あんたが僕達を守ってくれるから。僕達が絶対にあんたを守るから”
ココも凄い重かった。
失うことに対して一番恐がって臆病になっていた銀さんに、”もうあんたはなくしたりしないんだ”って力強く宣言してくれたんだよ。
出会った頃は頼りない部分もあって、でもドンドン強くなっていく新八が居て。
銀さんはこのときをずっと待ってたんじゃないかな。
なんかこう・・・まさに銀さんを新八が背負ってるように見えます。
晴太君が言っていた、赤子とのときは親に背負われて、大きくなったら親を背負う。
泣けてくるぅうう!!!本当にもう涙が!!
この感想を書きながら私がどれだけ涙ちょちょきれているか!!
もうとにかく今回は、新八と神楽が凄かった。
なんか、万事屋の絆が、今まで以上に深まった気がして。
というか、銀さんがやっと、その一線を越えてくれた気がして。
もう本当に嬉しいです。
後は、来週にでも次郎長との喧嘩のときにでも、自分の取っておきの二人を自慢してくれれば、私はもういいです。
でも正直もう今回は、これ以上望まないかもしれません。
とにかく、今までの鬱憤が晴れ、銀さんに自分の間違いを叩きつけることが出来たということに、私の溜飲は下がりました。
なので最後の十手を構える銀さんは、私にはめっちゃかっこよく見えた。
あぁ私本当に銀さんに怒ってたんだなぁって。
今までにあったこういうシーンを素直にかっこいいと言えなかったのは、やっぱりアレに起因してたんですよね。
・・・・すんません私怨ですよね。
あぁ、でも本当に今週は私的には神でした。
小兄も買ってますが、私も買ってるので、とりあえず私のは保存用にしておこうと思います。
最後にもう一度だけ言わせてくれ。
新八良くやった!!かこぃいいいい!!

PR