真っ正直に、ファンやってて良かったという感想しかない。
いやそれでは語りきれないんだけど。
ウソツキ!!!
先生のウソツキ、いや嘘じゃないけど、フェイントすぎるじゃないか。
すちゃらかもくれんたますだれにゴロが似てていいとかいってたのに。
元は大始末記だったって言ってたのに!!!
あぁぁあああもう悔しいばかりではないですか!!!
てっきりタイトルの封仙娘娘は仙人の力を封じられた娘と言う意味で、和穂のことを指しているのだと思っていたのに。
まさか邪仙を血祭りにあげまくってきた師匠の呼び名だったなんて。
封仙娘娘の作った宝貝を回収する記録と言う意味だったとは。
いままで邪仙討伐は良く書かれてたけど、まさかそれがタイトルの伏線だなんて、一体誰が思うよ。
あぁもう嵌められた!!!
しかも帯の「封仙娘娘」ついに降臨!?って???と思ったのは、きっと私だけではないはずだ!!
まさか師匠だったなんて・・・・悔しい上に、面白すぎる。
っていうか、このタイトルって編集部が考えたといっていたが・・・まさか後付け?
それとも、構想を話していて、そっからつけたのか?
う~ん、なんせろくごまるに先生だからわからない。
さて、お話のほうだが、もう終盤だというのに、こっから新キャラを投入するとは・・・さすが読めないお方だ。
今まで出てきたキャラの総出演の上でだからすごいな。
個人的に笑ったのが、やっぱり流麗だな。
この人のきっつい性格が、なんとも面白くて、絶対近寄りたくないタイプだ。
改めて思った。
実際知り合いにいたら、私は間違いなく携帯を教えない。
とりあえずまともに会話をしている恵潤を私は尊敬する。
夜主の気持ちが大変良くわかる。
というか、流麗と気の合うタイプがまったくわからないな。
自分と綜現以外に必要の無い人だし・・・・。
言うことが的確なのに、皮肉と相手に対する嫌悪を満載にしてそれを綺麗な言葉で包まれているから、皮肉感が倍増している。
あと、ぺんぺん草を齧っていた混沌の大帝廃業した路地裏のひまわりはいい感じだ。(もう意味不明なのに、何一つ間違いではないのが凄い)
こんなに可哀想なのに甚振り甲斐のある奴もいるまいよ。
流麗とは逆に是非近くにおいておきたい。
ただし被害の被らない程度の距離は保っておきたい。
そして、久しぶりに名前が出てきて、とんでもないことをしていた程獲お兄様。
やってくれた・・・まさかアレが仙骨とは・・・。
今までなんだろうなんだろうって思ってたけど。
きっとあの後核天に一杯叱られただろうけど、きっと堪えてないと思う。
だってお兄ちゃんは妹が可愛くてたまらないから。
もう本当にどれだけ和穂が可愛かったんだろう。
もし、仙人界に和穂が引き取られなくて、二人で一緒に人間に引き取られてくらしていたら、きっと程獲はあんな非情にはならなかったんだろうなぁと思うとやるせないです。
和穂を守る為に、頑張って強くなったんだろうなぁ。
あぁやっべぇ泣けてくる。
これほど愛していたけど、それが本当に理由もなく、本当に自然と妹だけは大好きだったのがいい。
もう妹というより、もう一人の自分って感じだったんだろうなぁ。
魂の片割れ。
あぁもう正直お話についても書きたいんだけど、かけません。
いや、面白くないとかそういうことじゃなくて、この小説の感想を書くには私の語義では不可能なんです。
矛盾する単語が同じように並べられているので、とても難しい。
でも、それが面白い。
滑稽というか、ちぐはぐなんだけど、理解できるというか。
やっぱり読んでもらうのが、一番てっとりばやい。
とりあえず、長編を4巻ぐらいまで読んで番外編を読んで、それから5巻以降の長編を読むことをお勧めする。
いや、本当に面白いから。
問題があるとすれば、続巻がいつ出るか心配しなきゃならないことぐらいです。
本当に不安。
だって、上下巻で6年後に下巻発売って、ありえませんから。
正直もう下巻は無いのかと思ってたぐらいだし。
下巻発売の報告を聞いたときは、夢かと思ったもんだ。
はい、次で最終巻らしいですが、出るのがまた6年後とかは勘弁してください。
本当にお願いしますから。
いや、10年後だって買うだろうけど。

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