寝ようとしてたら、物の擬人化しての本が結構あるね~と言うお話したなぁと思って。
結構鉛筆と消しゴムは通る道だよなと思って。
それでいろいろ考えてストーリーにするならどんなんだろうって。
考えられるとしたら、鉛筆→消しゴム←→シャーペンとかどうだろうとか。
消しゴムが総受け。
最終的には鉛筆←→消しゴムとシャーペン←→ミニ消しゴム。
消しゴムはずっとシャーペンのことが好きでシャーペンの兄の鉛筆とは同年の幼馴染。
鉛筆とシャーペンは兄弟なんだけど、見た目も性格も全然違う。
兄の鉛筆はずっと真面目で堅物で融通が利かないところがあるけど、根は優しい人。
結構器用貧乏なところがある鉛筆を友人として好きだなと思っていた優しい消しゴムは、鉛筆が悪く言われるたびに、”そんなことないよ、彼はいい人だよ”とフォローしてた。
そんな優しい消しゴムのことが、ずっと鉛筆は好きだった。
けど堅物な鉛筆はずっとそれが言えなかった。
でも消しゴムは、本当はずっと鉛筆の弟であるシャーペンが好きだった。
シャーペンは鉛筆と違って、人懐っこくて人付き合いも多くて、結構派手でおしゃれ好き。
人に合わせるのも得意だから、ちょっとフォローに疲れた消しゴムのことも上手に気遣って優しくしてくれて、そう言うところから好きになった。
でもシャーペンはいろんな人に好かれているから、自分は無理だろうと諦めていた消しゴム。
そんな消しゴムの気持ちに、薄々勘付きながらも諦められない鉛筆。
・・・大丈夫?コレ、読んでる人いるのかな。
こっからもっと可笑しな話になるんだけど、大丈夫か?
無理なら皆リタイアしてくれよ。
えっと、そんなある日消しゴムは友人の双子の修正液と修正テープ(二人とも誰とでもOKな妖艶キャラ的性格)から、シャーペンが年下の蛍光ペンと付き合いだした聞く。
蛍光ペンは消しゴムとは正反対で、かなり明るくかなり派手な性格。
元々はそんなに仲がいい二人ではなかったけれど、最近ボールペンの仲介があって、仲良くなって付き合いだしたらしいと聞かされる。
”もう僕はシャーペンにとって必要なんだ。”
”シャーペンには、何でも消しちゃう僕なんて要らない。
それより、自分をもっと飾ってくれる蛍光ペンの方が・・・・”
とか思って、泣き出してしまう消しゴム。
そんな消しゴムの姿を見て、見ていられなくなり、ずっと好きだったことを伝える鉛筆。
言われて、でもそれでもシャーペンをはっきりと好きなだけに、優しいけれど受け入れられないと消しゴムは断る。
消しゴムと鉛筆は両方揃って失恋。
でも鉛筆は、いつも自分を気遣ってくれている消しゴムの憔悴した姿に、今度は自分が頑張る番だと、不器用ながらも消しゴムを精一杯励まそうとする。
不器用ながらも冗談とか言って、笑わせようとして、消しゴムに気付いてもらえないとかね。
しばらくしてから”あれ冗談だった?”とか言われて、赤面。
そんな鉛筆の優しさに申し訳なくも、寄りかかる消しゴム。
前以上に鉛筆を好きになる消しゴム。
そんな二人を見ていてたシャーペンが嫉妬。
実はシャーペンも消しゴムが好きだった。
実は修正液と修正テープの双子の話が、実はデタラメだったことが発覚。
(修正双子は実は本命はボールペンだったのに、最近ボールペンが蛍光ペンとシャーペンの仲介ばっかりだったから、半分悪戯。と同時にボールペンに構われてるシャーペンに対する嫉妬)
確かに蛍光ペンとは、ボールペンの仲介はあったし、前ほど険悪にはならなくなった。
でも別段付き合っているわけじゃなくて、ただの友人の一人でしかない。
それをシャーペンから聴き、ほっとする気持ちと同時に嫉妬する鉛筆。
シャーペンの嫉妬を見て、消しゴムのことを好きだったことを知り、お膳立てをしないとと思いつつ、前以上に仲良くなった今にちょっと期待していた鉛筆は、内心複雑。
そこをシャーペンにつつかれる。
「鉛筆兄貴だって、消しゴムのこと・・・」
「言うな!!…もう、いいんだ」
「いいわけあるかよ!!なんでいっつも・・・いつもあんたは!!」
とかなり大喧嘩。
鉛筆は人当たりが良くて人気者で何より消しゴムに愛されているシャーペンが腹立たしかった。
シャーペンはシャーペンでふらふらしてばっかりで頼りない自分と違うしっかり者で、いつも冷静な兄が悔しかった。
何より好きな消しゴムにいつも守られても、一番信頼されている鉛筆が羨ましかった。
互いの本心を聴き、仲直りをするというわけでもなく、フェイドアウト。
でもやっぱり鉛筆は、シャーペンの気持ちを知り、そして何より片思いだったんだと知り、憔悴した消しゴムを見てきたからこそ”あんな顔だけは二度とさせない”と消しゴムに噂が誤解で、シャーペンがフリーであることだけを伝えます。(シャーペンの気持ちは言わない)
消しゴムは、鉛筆の後押しに「鉛筆は、もう僕のことは吹っ切れたんだ」と思い、ショックに思います。
でもショックに思ったことが、振ったのに今でも鉛筆が自分を好きでいるのでは・・・という気持ちだったと勘違いした消しゴムは、自分は傲慢で恥ずかしいと思います。
そしてその気持ちから目を背けるために、消しゴムはシャーペンに告白。
シャーペンも複雑に思いながらも、消しゴムが好きなので両思いになります。
交際が開始しますが、どこかぎこちないシャーペンと消しゴム。
そんな二人にちょっかいをかけたのが、蛍光ペン。
はきはきと物を言う蛍光ペンは、二人のぎこちなさをストレートに言ってしまいます。
思わずそれをフォローするボールペンでしたが、時すでに遅し。
そして溝が出来る二人。
ボールペンはシャーペンの相談に乗ります。
もちろん消しゴムのことは好きだった。
けど、どこかで鉛筆へのコンプレックスがあったのも事実だったことを吐露します。
そして噂を消しゴムに言って消しゴムを悲しませたことがボールペンにばれた修正液と修正テープの双子と蛍光ペンが、消しゴムの相談に乗ります。
そこで初めて自分がシャーペンへの気持ちが吹っ切れていたこと。
そして吹っ切れたのは、鉛筆の優しさがあったからであり、そんな鉛筆の優しさに自分は惹かれていたのだと気付きます。
そこからはもうストレートに、シャーペンと消しゴムは別れ、鉛筆と消しゴムはやっと両思いになる。
という、文房具ストーリー!!!
なげぇえええええ!!
何この長さ!!
いくらありきたりなストーリーだからって、長すぎるだろう。
っていうか、コレ文房具だから。
どう考えても、おかしいから。
絵面想像すると、笑えて笑えてしょうがないから。
設定だけは、昨日寝入る前に考えて具体的な話は、今コレ書きながら考えました。
まぁそんな捻ったお話じゃないから、難しくないけど。
一応それぞれの用途ととか性質とか、相性とか考えながら役割を分担しました。
鉛筆の堅物とか、消しゴムのフォローとか、修正の双子で誰でもOKな妖艶属性とか。
シャーペンは上から蛍光でなぞると、ちょっと字が汚くなるから、相性悪いんです。
だからボールペンで一回なぞると、いいかなぁとか。
そうそうシャーペンのその後で、消しゴムの妹の消しゴム(シャーペンの上についてるあの小さい消しゴム)と付き合います。
「まだ私は小さいけど、ずっとずっと貴方と一緒です。」とか言われて、「まぁ楽しみにしてるわ」とか言うんですよ。
あぁ、なんか面白かった。

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