正直読んだときは、日本語を忘れましたよ。
日本語どっか行った。
もう・・・あんまりにもの衝撃に、どっかいった。
もう春雨のときに出てきたハム子の彼氏のメール並に日本語がどっか行った。
なんかもう何処にポイントを置いて話せばいいのかさえ分からないんですが。
もう新八が麗しいのなんのって。
今回は始終麗しかったですよ。
特に決めの「花は女の子が似合いますよ」ってところが、もう美人過ぎてどうしたらいいのか。
あんな美人な新八いまだかつていただろうかというレベルの美人さだった。
あとやっぱり語るべきは、銀さんが新八に真剣を渡したあのシーンでしょう。
もう、とんでもないことをやってくれました先生。
はっきり言って普通に銀さんが新八にプロポーズしたようにさえ私には見えたよ。
見えたよね?私だけじゃないよね?
なんかもう・・・感無量です。
まぁ真面目な話、あえてあそこで真剣を託すということに、なんか泣けてきました。
う~ん、こう真剣って、やっぱり一歩間違えれば相手を殺してしまうことになるわけですよね。
それを銀さんが新八に渡したことが凄かった。
もちろん今まででも新八は真剣を持つ場面はありました。
でもそれは新八が自発的に持っていたことが多くて、今回はあえて竹刀だったわけで。
基本銀魂では武器の強度は、戦闘における強さを上げる意味はないわけですよね。
銀さん、木刀でいろんなもん叩ききってますから。
でも今回はそれでも、銀さんが新八に、真剣を渡したという現実が凄い。
銀さんが、新八に一歩間違えれば罪になるようなものを渡したということが凄い。
なんていうか、本当の意味で、銀さんは新八を弟分として、認めたような気がしたんです。
駄目だ、スンマセン。
やっぱり今回は感想が場面場面っていうのは無理そうなんで、脳みそ命ずるままに書きます。
今までの感想でも、何度か書いたかと思うのですが、私が銀さんに対して一番不満だったのは、”銀さんの中にいる新八と神楽って何か?”っていう部分なんだと思います。
新八と神楽にとっては、銀さんは目標であり、仲間であり、家族同然であり、信頼できる相手だったと思います。
もちろん銀さんにとっても、新八と神楽は仲間であり、家族であったと思います。
でも、同時に銀さんにとって新八と神楽は、”自分が守らなくてはいけない依頼人”だったように見えたんです。
新八と神楽は万事屋になりたい、と言ってきた依頼人。
他の依頼人と同じ。
それが腹立たしかったんですよね。
なんか、予防線のように見えたし、何より新八と神楽の全幅の信頼に対してそれは失礼なんじゃなかろうかと。
もちろん新八と神楽は発展途上の存在ですから、守るのは大切なんですが、でも一方的になりすぎてる。
銀さんは新八と神楽を頼ろうとかいうところが見えないくて、自分の一番深い部分を隠そうとしているように見えて。
新八と神楽は、そう言う部分さえ出して銀さんに接していたのに、銀さんはそれを見せない。
それが一番出てたのが、あの私が怒っていた月詠師匠編だったわけです。
私は、あの月詠に対する説教が、もう一つ腹立ったわけです。
自分の暗い部分を、自分を慕ってくれていた新八と神楽に対して隠したんです。
本当にそういう部分では臆病者だったんだろうなぁと。
そしてそれに対しての回答が、2つ前の新八の言葉でした。
”それでもあんた坂田銀時か!!”この一言が重たかった。
おそらく今回の一件は、銀さんも自分の力だけではどうにもならないことに気付いていたと思います。
だからこそ、新八と神楽たちを逃がした。
それはお登勢の願いでしたが、同時に銀さんも同じだったと思います。
”生きていて欲しい。もう誰も死なせたくない”
あの一言は、本当に銀さんの言葉だったと思う。
ある意味初めて銀さんが、臆病な自分を、新八と神楽に見せた瞬間だったなぁと。
でも、それに対して、新八と神楽は一蹴しました。
自己犠牲と自己満足に逃げようとした銀時を、引っつかんでいつもの銀時に戻した。
銀さんがずっと、松陽先生の死から引き摺ってきた、生きていて欲しいから、自己犠牲に走ってでも守ろうとする姿勢。
それと向き合った。
あのシーンはなんか凄くいろんなものが含まれてたなぁと。
そして、それを踏まえて、今週のあの銀さんが新八に託した刀です。
今まで依頼人として、庇護しなければいけない対象だった新八に、戦いの場を正面切って託した。
新八に人殺しになるかもしれない、人殺しにしてしまうかもしれない。
それを任せたんですよ。
もしかしたら、新八が人をあやめるかもしれないことを、一番恐れていたのは銀さんなのかもしれません。
でもそれさえ含めて銀さんは、腹を括ったんだろうなぁと。
自分の荷物を一つ新八へと譲った。
もちろん全部じゃないけど、きっと一緒に背負わせる覚悟をした。
それが凄い!!
そして”そいつらに見損なわれるよりはマシだ”
この台詞がまた・・・・。
銀さんが今までこれほど新八と神楽を大事にしているという台詞を二人の前で言ったことがあったか?という。
生きていて欲しいに次ぐ勢いの台詞だなぁと。
他の誰に見損なわれても、二人にだけは見損なわれたくない。
これもやっぱり臆病な自分を見せたからこそ、もうこれ以上見損なわれうのはごめんだと言う意味もあっただろうし、二人の銀時への信頼に応える言葉だった。
本当に本当に3人が万事屋となった気がした。
今までどこか一方通行だった(銀←新&神)が両思いになったというか。
あぁああもう嬉しい!!嬉しすぎる!!
もう泣きますよ。号泣ですよ。
もう・・・もういいです。
もうこのシリーズは、万事屋大好きな私としては、言うことないです。
お登勢さん好きでもある私としては、文句なしです。
それでも来週はおそらく次郎長との対決なんだろうと思うと、期待してしまうと同時に、ビクついてしまいます。
なんか銀さんが、本気で二人の前で今までの二人への思いを吐露してくれそうな・・・そう言う展開だってありだろうと思うと。
いやだって、今回の次郎長への説教は、二人からの言葉を聴いて銀さんが感じたこととか、そう言うなのも入ってきてもおかしくないですし。
嬉しいような、そんなもの見たら、私朝からコンビニで行き倒れになりそうだわで心配です。
今まで二人を前には、けして言わなかったこととか・・・・言い出したらどうしよう。
そんなも凄すぎる。
正直、今回のこのシリーズがこんなに大きな話になるとは思っていなかったので、びっくりしてます。
まさか万事屋としてこんな大きな話になろうとは。
・・・来週も、本誌買おうかな。

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